たくまふ

感想の垂れ流しです。

【おみくじ結びますか】福丸小糸の第二章

 

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新年あけましておめでとうございます。

 

同僚小糸Pの皆様。いかがお過ごしでしょうか。

 

わたしはと言うと新年早々、見事に天井をかましました。縁起がいいですね。

 

今年も1年、いい年になることを予感させます。

 

 

さて、ついに小糸の限定PSSR【おみくじ結びますか】が実装されましたね。個人的にはもっと後だと思ってましたし、次も恒常だと思っていたのでゆくますで次回のガシャ更新を見た時はかなり驚きました。

 

 

 

なぜなら、わたくし放クラPでもございまして、クリスマス智代子で天井をしているので、石が全然貯まってませんでしたからね。

 

 

 

限定2連続天井とかアンティーカPと僕以外ならきっとシャニマス辞めてますね。

 

 

 

与太話はここまでにして、今回もコミュの感想と考察(ほぼ感想)を綴っていきたいと思います。

 

 

 

熟読した率直な感想としては『めちゃくちゃいい』これに限る。これまでに出てきていた不安な点を克服した上で成長を実感できる、とても素晴らしいコミュだったので筆も乗るし口も達者になりますね。

 

 

 

それでは本題に入りまして、このブログではコミュをたどりながら、私の感想及び考察を綴る形で進めていきます。そのため、コミュ内の言葉をかなりそのまま引用しています。誤字脱字、解釈違いどうかご容赦ください。

 

 

 

 

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【蝶々結びはかたく】

 

 

お話は河川敷をランニングしている場面から始まります。

 

 

息が上がり休憩をしようとしますが、あの電柱まで、あの曲がり角まで、と少しずつ休憩を先延ばしに走り続ける小糸。

 

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曲がり角に差し掛かったところでプロデューサーとぶつかりそうになります。

 

 

体力作りかとのプロデューサーの問いに、学校でも持久走の大会があるのでと小糸。

 

 

プロデューサーはそんな小糸に、しっかり対策していて、長い距離を止まらず走り切る小糸に大したものだよと告げます。

 

 

小糸は『べつにこれくらい…』と曇り顔になり言い淀んだのち、「これくらい"よゆー"ですよ」ではなく『これくらい"普通"ですよ』と返し、

 

透だって円香だって雛菜だって学校の子達だってこれくらい(私みたいに対策しなくても)普通にこなすと自分を卑下します。

 

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このコミュは伏線がたくさんあったんですね。もう少し先までと休憩を先延ばしするところは"目に見える"小さな目標をひとつずつクリアしていくことの例えですし、透、円香、雛菜及び学校の子たちは後々出てくる『違う世界の人たち』です。

 

 

読み返して、うわぁと感嘆してしまいました。

 

最初は透、円香、雛菜に続いて『学校の子たち』と言う言葉が出てきたことに違和感を覚えましたが、おそらく『学校で友達と楽しく過ごしている人たち』、要するにひとりぼっちじゃない人たちのことだと、読み切ってから納得しました。

 

 

 

 

【電柱を築くような】

 

プロデューサーの元に着物のパンフレットモデルのオーディションの合格通知が届き、それを告げられる小糸。

 

 

しかしそれは小中学生用の子供用着物のモデルオファーでした。

 

 

不安げな表情をする小糸に『受けたくないならそれでいい』と伝えるプロデューサー。

 

 

対して小糸は『やるに決まってるじゃないですか わたしがイメージに合うなんて光栄じゃないですか』と気丈に返します。

 

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不安の残るプロデューサーが、

『本当にやりたい仕事ならそれでいい、ただ、求められる小糸でいることも大事だが、小糸がどうなりたいかが一番重要だと思う』

 

と告げると小糸は

 

 

『目の前に見えてる目標が欲しくて』

 

 

と答えます。

 

 

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ここで選択肢が分岐しますが、中央の選択肢

 

[そこに向かって走っていこう]

 

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を選択すると

 

『何か気づいたり、感じたことがあればその都度教えてくれ。そうやって少しずつ、なりたい小糸になっていこう。』

 

とプロデューサーが小糸に伝えます。

 


小糸は『なりたいわたし、か…』とつぶやき、このコミュは終了します。

 

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着物のモデルはひとつの到達点、これに向けて頑張ると言うわかりやすい目標です。しかしプロデューサーは、その先にある『なりたいわたし』の像が『目に見える目標』であると捉えているようです。

 

 

そして小糸にはまだその『なりたいわたし』が目に見える目標として浮かんでいないようですね。

 

 

WING編では『わたしと同じような人に楽しいと思ってもらえるような居場所を作りたい』との目標を掲げました。

 

 

感謝祭編では、ファンレターをもらったことによって『わたしはここでアイドルをしていていいんだ』と思わせてもらったことから、逆にファンのみんなに居場所を作ってもらった、これからもノクチルのメンバーとファンのみんなと楽しい時間を過ごしたい、と語りました。

 

 

当初の目標であった『居場所』はもうそこにあったことを知った小糸は、その後の目標を立てられていない状況だったのかもしれないですね。

 

 

ちなみにここも後のコミュできっちり回収されるので素晴らしいです。

 

 

 

【足りない身の丈】

 

身にまとった着物や髪飾りのかわいさからご機嫌な様子の小糸。

もうひとりの大人っぽい着物を着る子が中学生のモデルであることを知ります。

 

 

自分の持っていないものを持つ彼女に対し、撮影の際に『いいな』と思わず声が漏れる小糸。

 

 

中学生モデルに聞き返された小糸は

 

 

『背が高くて、大人っぽくって う、羨ましいなって…』

 

 

と答えます。

 

 

それを聞いた彼女に小糸は『見た目だけじゃなくて 中身まで子どもっぽい人なんですね』と言われてしまいます。

 

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仕事の帰路、ぼうっとしている小糸。

 

何かあったかとのプロデューサーの問いに対し『中学生のモデルの子に大人っぽくって羨ましいと言ったら怒らせちゃったみたいで』と答えます。

 

 

プロデューサーはモデルの子が昔、子役で活躍していたこと、しかし早いうちから背が伸びて子どもらしい役をやるのが難しくなったため、モデルに転向したことを告げます。

 

 

『あの子のことを小糸が羨ましく思うように あの子も、同じような気持ちを持っていたのかもしれない』とのPの言葉に対する小糸の言葉

 


『どうしようわたし…そんなこと、考えもしなくて…』

 


『だって、いつも…わたしだけ、足りなくて…』

 


『わたしばっかりって、思って…』 

 


『いいなぁって、羨んでばっかりで…』

 

 

 


『『どうして、わたしばっかりなんて…思ってたんだろう』』

 

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ここは正直読んでいてめちゃくちゃ辛かったですね。

 

 

これまでの人生で抱えてきた劣等感。そこからくる羨望。小糸はそれにものすごく悩まされてきました。しかしそれは自分だけが抱えているものではなく、自分の憧れの対象になるような人でも抱えていた。

 

 

そのことに気が付いてしまった…

 

 

自分が足りない人間だからそれを補うために相当の努力をしてきた。プロデューサーには『努力をできることも才能のひとつだ』と言ってもらえた。

 

 

しかし自分が努力して追いつきたいと思っていた人たちも、自分と同様に足りない部分を抱えている。

 

 

自分が今まで『すごいなぁ』と声をかけていた人たちはそれを聞いてどう思っていたのか。自分を卑下して、勝手に憧れを感じて、相手の気持ちなどまったく知らずに…

 

 

 

もらったファンレターをイベント本番前まで持ち歩くような、人の気持ちを大切にする小糸ですから、自分が知らずのうちにこのような行動をとってしまったことは相当にショックだったのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

この先どうなっちゃうんだろう…

 

このあたりからものすごく物語に引き込まれていきましたね…

 

 

 

【気付いたのは】

 

事務所の倉庫で雑誌のバックナンバーを探す小糸。その雑誌は撮影で一緒だったモデルが出ているものでした。

 

 

そのモデルが出ていたドラマを見て、小糸はプロデューサーに言われた言葉を思い出します。

 

 

(ここからの小糸の言葉が個人的にとても重要なポイントだと思ったのでそのまま書き出します)

 

 

『求められるわたしでいることも大事かもしれないけど 自分がどうなりたいかが一番重要だ、って…』

 


『それで、あの子は…どうなんだろうって』

 


『わたしがそんなこと知ってどうするんだって感じですけど…でも、気になって』

 

 

『ドラマとか雑誌で活躍するような人とか…アイドルの子たちも、学校で楽しそうにしてる人たちも わたしとは全然違う世界の人みたいに思って、…勝手に羨んでました』

 


『わたしがアイドルをやって、わたしと同じような人に、元気をあげられたら、なんて思ってたけど』

 


『…本当は誰でも、どこか 足りないなって思う部分を持ってるのかもって』

 


『『そんなことに、わたし、今まで…ずっと気が付けませんでした』』

 

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それに気がついたなら、あの仕事を小糸にやってもらえてよかったとプロデューサーが告げ、分岐に入ります。

 

 

ここで

[次の目標が見つかりそうか?]

 

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の選択肢を選ぶと

 

 

プロデューサーは『ひとつ、目の前の仕事を終えて、気が付いたことがあって そしたら、この次の目標立てないとな』と小糸に告げます。

 


小糸は『そうですね それもまたもう少し考えてみます』と答え、このコミュは終了します。

 

 

 

ひとつ前のコミュで相当落ち込んでいる表情をしていたので、引きずってしまっているところがあるのではと思いましたが、プロデューサーに言われた

 

『求められる自分』

 

 

『自分がどうなりたいか』

 

それを背が伸びたことによって女優からモデルに転向した、彼女に置き換えて考えているあたりきちんと切り替えはできているようですね。

 

 

自分と『違う世界の人』だと思っていた人が実はそうではなかった。

 

これまでは自分と『同じような人』に楽しいと思ってもらいたいと思っていた小糸が、それを知ったことによって次にどんな目標を立てるのか。

 

 

 

 

 

その答えはTrue Endに…

 

 

 

 

 

True End【やさしく解けていく】

 


プロデューサーと小糸で初詣に訪れている描写から始まります。階段を上るのが遅いプロデューサーを急かす小糸。プロデューサーが体力作りの成果が出ているなと褒めると、

 


『えっへん!このくらいよゆーですよ!』

 


裏表のない満面の笑みで返します。

 

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この言葉も強がりじゃなくて、そのままの意味で捉えられるようになったことにこれまた成長を感じてしまいますね。

 


訪れた場所には、小糸の載っているパンフレットが置いてありました。

 


自分のパンフレットを発見したことでウキウキな小糸。

 


ページをめくると小糸と一緒に撮影をしたモデルの紹介とコメントが載っていました。

 


『13歳、かつて子役として活躍 現在はモデルとしても活動中』

 


『子役の頃からずっと小さな目標をいくつも立てて、ひとつずつクリアしていくようにしています』

 


『モデルとしての活動もその連続 もちろん、演技のレッスンも続けています』

 


『いつか世代を代表する女優になる』

 


『今は大きな目標ですが、それもいつか小さな目標のひとつになると思っています』

 


『だからこれは、神様にお願いする必要は無さそうですね』

 

 

 

 

プロデューサーが小糸に言った言葉

 

 

『求められる小糸でいることも大事だが、小糸がどうなりたいかが一番重要だと思う』

 

 

彼女の言葉は、これに対する満点の回答ですね。身長が伸び、求められているのはモデルとしての自分。しかし、なりたいのは世代を代表する女優であり、そのために演技のレッスンを欠かさず、小さな目標をひとつひとつクリアしていくようにしている。

 

 

この子に言いたい。小糸に影響を与えてくれてありがとう。

 

 

この子に影響された小糸が演技に興味を持ち、本格的にレッスンを受け始める未来もあるかもしれない。もしそうなれば、成長した2人がドラマや映画で共演することもあるかも知れない。

 

 

その時に小糸はこの子になんと伝えるのでしょう。

 

 

そんな妄想も膨らんでしまいますね。

 

 

 

 

 

パンフレットを読み終え、お参りに行く2人。何をお願いするんだとのプロデューサーの問いかけに対し、みんなの健康は前にお願いしたから別のがいいんですかねと尋ねる小糸。

 


別のでいいんじゃないかとプロデューサー。

 


小糸は『世界中のみんなに元気をあげられるアイドルになれますように…とか…』

 


『で、ですかね…』

 


とおこがましげに言います。

 


『はは、そうか そうだなぁ…!』とのプロデューサーの返しに

 


『え…あ…や、やっぱり、大きいこと言い過ぎましたかね…』と小糸。

 


『すごく大きな目標ではあるけど、神様に願う必要はないかもな』とプロデューサー。

 


小糸はその言葉に少し驚きの表情を見せますが、その後にっこりと笑顔を見せたところでこのコミュは終了します。

 

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最後のプロデューサーの言葉で思わず自分もにっこりしてしまいました。終わり方も秀逸。

 

 

 

 

 

さて、ここからはまとめに入ります。

 

 

 

小糸は、これまでは自分と同じような人(なんとなく自分に居場所がないと思っている人)が自分を応援していれば、ライブに来れば楽しいと思える、そんな居場所[自分とみんなの居場所]を作れたらいいとの思いでアイドル活動をしてきました。

 

 


それが今回のパンフレット撮影を通して

 

 

『誰だってどこか足りないなと思う部分を持っている』

 

 

ことに気が付いたことによって、自分が勝手に羨んでいた、今まで違う世界の人だと思っていた人たち(ドラマや雑誌で活躍する人や学校で楽しんでいる人たち)は違う世界の人ではなかったことを知りました。

 


『自分と同じような人』

 

      と

 

『違う世界の人だと思っていた人』

 


はどちらも足りないと思う部分を持つ点では同じでありました。

 


小糸は、わたしだけ足りない、わたしばっかりと思いいつも周りを羨んでいた自分を恥じ、また、みんなそうであったのに、自分と同じような思いをしている人だけを元気づけたいとの思いでアイドルをやっていた視野の狭さを痛感したのではないかと思います。

 


そこで新たに

 


『世界中のみんなに元気をあげられるアイドルになる』という大きな目標を掲げ、願掛けをしようとするも

 


プロデューサーに願掛けの必要はないと言われます。

 


なぜなら、プロデューサーはそれが『今は大きな目標であるものの、それもいつか小さな目標のひとつになると思っている』からです。

 

 

小糸のプロデューサーはどれだけ男前なムーブをすれば気が済むんだってくらい有能だから見ていて安心しますね。

 

 

 

 

ここまで読んで、この短期間でこれだけ成長する子がいるんだろうかと思うくらいにアイドルになったばかりの頃の小糸とは変わっています。

 

 

 

WING編で印象的な共通コミュ

 

・背中みっつ

 

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このコミュで小糸は、みんな(透・円香・雛菜)はなんでもできて特別であり、自分自身が頑張ってようやくみんなの普通と同じぐらいであると言っており、小糸もそうなりたいけれど、一緒にいてもいつも遅れていて、ひとりぼっちになるんじゃないかと感じています。

 

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しかし天塵のイベントで、『私たち』にわたしもいることを知ったことで、ひとりぼっちになる不安がなくなったことにより、その後は花火の営業に出るか否かを決める際や、感謝祭で手紙を読みたい、など徐々に自分の意見も言うようになります。

 

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これまで繰り返してきた内弁慶発言も、自分の存在価値を自身で肯定するために強がりで言っていたようなものなので、これ以前と以降だと言い方であったり語気の印象が違いますよね。

 

 

天塵イベントでも円香に対し『よゆー』ではないことを認める場面がありましたし、以降の小糸はもはや内弁慶ではない気もしてしまいます。

 

 

感謝祭では、ノクチルの福丸小糸として『アイドルを続けること』それこそが自分の居場所であることを知りました。

 

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そして今回の『おみくじ結びますか』では

 

自分が『特別』であると思っていた人たちが実はそうでなく、自分と同じ悩みを抱えていることを知りました。

 

 

ひとりぼっちになりたくないから始めたアイドル。そんな子が『世界中の人に元気をあげたい』なんてことを言うようにまで成長しました。

 

 

これまで背中を見ていた、透・円香・雛菜ともこらからは横に並んで歩んでいくことでしょう。

 

 

自分を卑下することも少なくなると思います。

 

 

 

感謝祭の感想ブログの締めで

 

アイドル福丸小糸の第一章が終わった気がすると綴りました。

 

 

 

今回のコミュは間違いなく第二章の始まりですよね。

 

 

これまでとは全く心の持ちようもメンバーとの距離感も、アイドルとしての目標だって違います。

 

 

これだけ成長した小糸が、今後どのように活躍していくのか。

 

 

この子のそばでそれを見守ってあげられる幸せを噛み締めつつ、筆を置きたいと思います。

 

 

 

お付き合いいただきありがとうございました。

 

感謝祭と小糸のお話

 

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ノクチルの感謝祭編を小糸でプレイした結果、めちゃくちゃに感動してその思いを共有したいがために筆を取りました。

 

 

奇しくも書き始め(11月10日)は小糸の誕生日前日。当日までに書き終えられたらいいな〜なんて思いながら、プリッツを食べながら、書いていきます。

 

気になった部分だけ抜粋して感想を述べていくので途中の場面はバッサリカットしてしまうかもしれませんが悪しからず。

 

どうかお付き合いいただけると嬉しいです。

 

 

 

 

 

 

◎初めてもらったファンレター

 

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まずコミュの序盤の一文を見て少し驚きました。

 

小糸がファンレターをもらっている…

 

WING編から天塵を経て一定数のファンを獲得していることに、しっかりゲーム内の世界線でも時がたっていることを実感しましたね。

 

僕も紗蘭ちゃんからMUSIC DAWNの感想チョクメが来た時に、溢れる思いを返信に綴って送りつけましたが小糸のファンを見習って次のリアルイベントではファンレターを書こうと思います。

 

それはさておき…

 

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とても嬉しそうなこの表情、かわいいですね。

 

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家で1人で読むと言ったのは一通一通きちんと読みたいからなのでしょうか、それであればいかにも小糸らしいですね。

 

 

 

◎自己評価と他己評価

 

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感謝祭に向けてのレッスンに励む小糸。雛菜との差に焦りを感じている様子。

 

そんな小糸に雛菜がかけた言葉。

 

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あら?

 

雛菜が小糸に気を遣ってこんな言葉をかけるなんて思いませんし、雛菜から見れば小糸も今日レッスンしたところはしっかりできていたと見えたようです。

 

周りから見たら実は普通にこなせているのに自分を卑下しているだけのか、はたまた手紙をくれたファンへ感謝を伝えるためには歌もダンスも完璧な状態にしないといけないというプレッシャーを自分にかけてしまっているのか。

 

半々って感じですかね…

 

天塵のコミュでも円香から

 

『…小糸もでしょ 全然、歌えて踊れてる』

 

と言われる場面がありました。

 

正直これまで小糸のダンスや歌のスキルは他のメンバーと比べて劣っているものだと思っていましたが意外とそんなこともないのかもしれないですね。

 

『できる』の基準もきっと人それぞれですから、小糸はその基準が高いのかもしれません。

 

 

 

 

◎自身の希望を口に出すこと

 

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ここもかなりグッときました。

 

これまでの経緯から、小糸がユニットでの活動に対して自分自身の希望を口にすることは天塵まではほとんどなかったはずです。自身の意見を言うことによって悪く思われる=居場所がなくなることを恐れる気持ちが強かったですからね。

 

 

『私たち』の中に『わたし』もいる

 

ことがわかった天塵のコミュでは花火大会の営業の仕事を受けるか否かを決める際、自身の気持ちを言っていいか逡巡したのち、出たいと答えました。

 

 

 

それが今回はそれほど逡巡もなく、ファンへの感謝を伝えるために自分の書いてきた手紙を読みたいと。

 

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歌とダンスをファンに見せられるようにした前提でってのがまた小糸らしくていい。

 

 

明らかにこれまでと態度が違いますよね。

びくびくした感じも内弁慶感も少なくなって、透、円香、雛菜と横並びで歩いているような感じがして、成長しているんだなと感動してしまいました。

 

 

◎ファンを思う小糸の気持ち

 

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感謝祭本番前にも関わらずファンレターを持ち歩く小糸。人の気持ちを推し量れる小糸だからこそ、一人一人の期待に応えたいと言う気持ちも人一倍強いのでしょう。

 

 

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ここの小糸とプロデューサーのやりとりめちゃくちゃ良くないですか?

これからもずっと小糸を応援していくと改めて決意表明をせざるを得ないこのやりとり。そんなこと言うの反則。

 

 

 

◎小糸の手紙

 

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お願いだから、頼むからまたプロデューサー感謝祭をやってくれ…

会場でこの言葉を生で聞かせてくれ…

 

全小糸Pの気持ちを代弁しました。

 

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しかもここWING優勝後のコミュと繋がっておる。

 

 

『自分を応援することによって、誰かの居場所が作れたらいい』

そんな思いでアイドル活動をする小糸。

 

そんな小糸に居場所をもらい、ファンレターを送る熱心な小糸ファン。

 

そのファンレターを読んで、アイドルを続けること自体が自分とみんなの居場所であると実感する小糸。

 

 

小糸と小糸のファンってお互いがお互いを支え合うようなとても暖かい関係ですごくいいですよね。

 

いいファンがついたな、小糸。

 

 

 

 

◎すみれ色の便箋

 

すみれの花言葉は『謙虚』『誠実』『小さな幸せ』らしいです。

 

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もらったファンレターにきっちり返事を書く小糸はまさしく謙虚で誠実な子ですよね。

 

さらにすみれには色別にも花言葉があるようで、小糸のパーソナルカラーは紫ですから紫のすみれの花言葉を見てみると『愛』とありました。

 

愛のこもったファンレターの返事をすみれ色の便箋にのせて贈る。コミュタイトルだけでも小糸がファンを大切に思う気持ちが伝わってきますね。

 

 

 

熱心に返事を書いた結果、封筒と便箋が足りなくなってしまったのか郵便局に行くプロデューサーについて行ってよいか尋ねる小糸。

 

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そんな小糸にプロデューサーは、これからたくさん書くファンレターのため、自分自身でデザイン選ぶように言います。

 

郵便局に行くため事務所を出る小糸とプロデューサー。

 

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暗転して、扉が開く音がして、

 

『行きますよ、プロデューサーさん!』

 

 

 

アイドル福丸小糸の第一章が完結したようなそんな気持ちになりました。

 

 

・WING編

・ポシェットの中には

・天塵

 

そして今回の感謝祭を経て、自分自身にもメンバーとの関係にもたくさんたくさん悩みながらも大きく成長した姿を見せてくれた小糸。

 

自身の最大の悩みであった『自分の居場所』を明確にした小糸がこれから更にどんなアイドルに成長していくのか。それを見るのが本当に楽しみでなりません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

誕生日おめでとう。(間に合ってよかった)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そろそろ限定PSSRきちゃうかな…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

終わり。

 

小糸視点で見たノクチルイベント『天塵』

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このブログは小糸Pであるわたし個人の所感をまとめたものとなります。

 

イベコミュ全体ではなく小糸の言動や心情を中心にまとめていきます。

 

あくまでも個人的感想になるますので、解釈違い等は悪しからず。。。

 

 

さて、6月末になり、予告されていたノクチルイベントが始まりましたね。

待ちに待ったこの時ではありますが小糸Pとしては少しの怖さもありました。

過去であったりメンバーとの関係を解き明かすことによって小糸の弱い部分が露呈してしまう可能性があったからです。

 

しかし、そんな部分も理解して、成長していく過程を見守りながら応援をしたいという気持ちから小糸Pになったという人も多いでしょう。

 

わたしもそうです。

 

このブログでは

①幼少期の回想から考える小糸の成長過程

②『アイドル:福丸小糸』と幼なじみの関係性

 

という部分から考察していこうと思います。

拙い文章かもしれませんがよろしくお願い致します。

 

 

①【幼少期の回想から考える小糸の成長過程】

 

●オープニング ハウ・スーン・イズ・ナ→ウ

 

『…とおるちゃん 夏休み、ずっといないの…?』

 

物語は小糸の一言から始まります。

 

幼少時代の夏休み、透が町を離れることになります。実家へ帰省するのでしょうか。よくある話ですね。

 

それを聞かされて泣き出しそうになる小糸。

 

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透が遠くへ行ってしまうことが悲しいのでしょう。

 

まずはこのコミュ時点で、ノクチルの4人がどれくらいの年齢なのかを推測していきます。

 

小糸と雛菜が知り合ったのは小学生になってからなので、小学校入学後であることは確定です。

 

そして、車の金額等の知識がなく金銭感覚が身についていないことから、小学校低学年ほどではないかと考えます。

 

もう1つそう考える理由に、小糸がマイナス発言をしていないということがあります。

 

万が一この頃から親に厳しい教育をされていたのであれば、透がしばらく戻ってこないことによって会える機会がものすごく減ってしまいます。

 

ひょっとすると夏休み中は以降1度も会えないかもしれません。もしそうであれば小糸は不安から何かしらのマイナス発言をするでしょう。

 

それがないことからこの時点での小糸は、『会えないことへの悲しみ』はあれど、『仲間外れになる不安』は抱いていないと考えます。

 

以上のことから、親からの厳しい制限は中学受験を意識し始める小学校の4〜5年あたりから始まっているのではないでしょうか。

 

しかしそうなると個人的にとても悲しくなるところが1点ありまして…

 

このコミュで他の3人に対して内弁慶感がまったくない小糸…自分がその中にいることに疑念などこれっぽっちも抱いていないのでしょう。

 

おそらく内弁慶という性格はこの頃にはまだなく、成長するにつれての家庭環境や人間関係の変化とともに備わってしまったのだと考えます。

 

成長するに連れて性格は変わっていくものだと思いますが、小糸に関して言えば、内弁慶という性格が成長の途中で備わってしまったのであれば、それは確実に家庭環境の影響が大きいと言えます。

 

みんなとこれまで通り会えなくなったからこそ、自分の存在理由を、その意義を、自分の中に求めたくなる。

 

多感な時期だからこそ防衛機制によって蝕まれていく心…

自分で考えた解釈にも関わらずとても心が痛くなります。

 

今回のコミュでの小糸の親の登場はありませんでしたが、幼少期からアイドルになるまでの空白期間もいつか語られることがあればいいですね。

 

こちらもそれなりの覚悟が必要になると思いますが…

 

 

 

②『アイドル:福丸小糸』と幼なじみの関係性

 

●第2話 『視界1』

 

では、

 

『かっこいいじゃん』

 

『って、透ちゃんが言った その「私たち」に…』

 

『わたしもいる』

 

という小糸のセリフがありました。

 

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仲間外れになることを恐れる小糸からすると、憧れの存在である透のこの言葉はさぞ嬉しかったことでしょう。

 

正直ここのセリフは聞いてて涙ぐんでしまいましたね。

 

そうなんだぞ小糸、ここにいていいんだぞ

って心の中で叫びました。

 

わたしの感想はさておき、

 

 

続く ●第3話 アンプラグド

 

初仕事の生配信本番の日。小糸はものすごく緊張している様子。

 

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この緊張は、もちろん仕事に対するものもあるかと思いますが、それ以上に

 

『私たち』の中の『わたし』でいるには失敗なんかできない。

 

その思いがあったのではないかと思います。

緊張の理由が内側にあるあたりがいかにも小糸らしいですね。

 

 

続いて ●第4話 視界2

 

自主練中にばったり円香と出会う小糸。

『円香ちゃん、全然…歌えて踊れるのに』と声をかけると『…小糸もでしょ 全然、歌えて踊れてる』と返されます。

 

さて、ここで私個人的にこのイベントで一番グッときた場面がおとずれます。

 

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これまで散々内弁慶で通してきた小糸が、『私たち』の中に『わたし』もいることがわかって態度が変わった。

 

内弁慶であった理由はやはり、4人の関係性、4人の中に『わたし』が必要であることを自分で肯定したかったからなのでしょう。


でも『私たち』に『わたし』も含まれていることがわかったことでその必要がなくなった。

 

とりわけ、それを明確にしてくれたのが透であったから。

 

『透ちゃんがかっこいいって言ったら それはもう、かっこいい』

 

『透ちゃんが笑ってたら みんな、笑っちゃう』

 

『透ちゃんが私たちって言ったら、それは私たち4人のこと』

 

 

だから『ぜんぜんよゆー』ではないことを自分で認められた。

 

小糸はアイドルをやる理由をそこにも見出しているんだと思います。

 

だから、ユニットとして次の目標がなくなっても練習は続ける。みんなと一緒にいれるようにするために。

 

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見ていてここが一番鳥肌たちました。アイドルになる前と後、小糸からすると3人との距離は明確に変わっています。3人からしたら変わってないのかもしれませんが。

 

こうなるとこれからする全ての経験が宝物みたいに見えてしまいますね…

 

 

そして ●第6話 

 

Pから花火大会の営業の仕事を提案される4人。Pは内容が内容だけに出演するか否かの判断を4人に委ねます。雛菜は出演したいと答えるものの、円香は出演する意味があるか疑問に思い、考えると答えます。

 

これまでであれば、おそらくこの場面では小糸は何も発言しないでしょう。発言したとしても『〇〇ちゃんは…どう思う?』くらいですかね。自分が口を出して関係が壊れてしまうことが怖いから。

 

しかし小糸はここで、『出てみたいよ…!』と声に出します。

 

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発言するまでの逡巡が小糸らしくていいですね。勇気を振り絞ったのかもしれません。

 

小糸が出たいと思った理由。それはまさしく

 

『みんなと一緒にいたい』からです。

 

これまでは、みんなと一緒にいられなくなってしまうから声をあげていなかったのが

 

みんなと一緒にいたいから声をあげた。

 

ここもアイドルになる前と後での対比なんですかね。たまらん。

 

 

Pが理由がなければ『やっぱり辞めたい』でもいいと言った時に小糸だけ反応してるところをみると、やはりアイドルになってからの4人の関係性というのを小糸は大切にしているんだと思います。

 

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そして、上記の理由で発した小糸の『出てみたい』との思いを肯定する透と円香。小糸からすればここが一番嬉しかったのではないでしょうか。自分と同じようにみんなも4人の関係性を大切に思ってくれている。それがわかれば怖いものなんてありません。

 

さて、そして最終話。

 

 

●ハング・ザ・ノクチル!

 

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先日の生配信の収録とは違い、今日は緊張もありません。

 

気持ちの強さがこれまでとは違いますから。

 

そして戻ってくる内弁慶発言。これは自分の存在を肯定するためのものとは全く違います。

心なしか声色からも、強がりを感じませんね。

 

以降はもう説明不要でしょう。

 

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これまでわたしは、4人の関係性を最も大切にしているのは小糸だと思っていました。

 

これだけ悩んで、もがいて、苦しい思いをしながら、みんなと一緒にいるためにアイドルにまでなった子ですから。

 

今回のイベントコミュでもたくさんの苦悩がありました。そしてその苦悩も4人でいたいという強い思いから来るものでした。

 

海に飛び込んだ4人。小糸はみんなに

 

『ちっちゃい時、みんなで海行こうって言ったの覚えてる?』

 

と尋ねます。

 

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この問いに円香は

 

『お金貯めて、車で行こうって言ってたやつでしょ』

 

と答えます。

 

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この後のやりとりが個人的にはかなり驚いた部分でありました。

 

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小糸が覚えていなかった『車で』というところを円香と雛菜はしっかり覚えていたのです。

 

オープニングコミュは円香の回想であったので円香がそれを覚えていることに違和感はありませんでしたが、雛菜まで覚えていたことには少し驚きました。(雛菜Pさんごめんなさい)

 

先述しましたが、小糸はみんなが自分と同じように、4人の関係性を大切に思ってくれていることがわかったことで不安がなくなりました。

 

ここまでのコミュではそのことを直接的に表現していなかったものの、これだけ苦悩していた小糸より円香・雛菜の方がはっきり覚えていたこと…

 

こんなに直接的な表現はないですよね…笑

 

 

最後にこれほど安心する終わり方をしてくれて、読み終えた後にとても胸が熱くなりました。

 

 

さて、まとめに入ります。

 

正直小糸Pのわたしとしては、ここまで小糸の心情を掘り下げてくれるとは思っていなかったので驚きました。

 

内弁慶という小糸の内面がどうしてもマイナス方向にしか捉えられなかったのが、このコミュで一気に方向転換しました。ここに特に驚かされました。

 

やはり『福丸小糸』という女の子はノクチルの3人がいてこそ、自分の魅力、実力を100%発揮できる子だと改めて実感させられたと同時に今後の活躍がますます楽しみになりましたね。

 

 

加入が発表された3月から今回のイベントでようやくひと段落ついた気がします。

 

これからもさまざまな経験を通して人間として、アイドルとして成長していくその過程を見守り続けていきたいですね。

 

 

最後に…

 

あくまでわたし個人の見解となりますので、違う考えの方がいたらその考えを伝えていただけると嬉しいです。わたし1人の考えでは深みが出ないので…

 

拙い駄文でお見苦しいところもあったかもしれません。申し訳ありません。

 

そして、ここまでお付き合いいただいた方に感謝申し上げます。ありがとうございました。

 

今後ともよろしくお願い致します。

 

 

 

【ポシェットの中には】…〇〇が詰まっている???

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小糸のpSSRがついに実装されましたね。sRと同じくブラウスにワンピースを合わせるコーデ。きっと小糸のお気に入りなのでしょう。かわいいですね。

 

ここではコミュごとに区切って、私の感じたことを述べていこうと思います。長くなりそうですがお付き合いいただけると嬉しいです。

 

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●絡まる糸を解くように

 

夕方の事務所、レッスン前に集中した様子で宿題をしている小糸。Pが声をかけると驚いた声をあげます。頑張りを労うPに対し小糸は『中学校の時に、やったので…』『解き方を知っているだけですから…』と返します。

 

高校生で習う範囲を中学生の時から勉強していたとなるとやはり小糸の中学はかなりいいところなのでは?

 

と思いがちですが今時の進学塾ならそんなこともあるでしょうし、ここはスルーします。

 

中学生の時の話が出たところでPがノクチルメンバーの3人とは違う中学であったことを確認したために微妙な雰囲気になってしまいます。

 

 

その雰囲気をどうやって打ち破るのかな…

 

と思ったらやっぱり餌付けですか…小糸ちゃんとの間にある絡まった糸を解くには餌付けが最適って円香も言ってた。

 

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●運転手さんあのね

 

登校前、事務所に忘れたノートを取りに来る小糸。そこに居合わせたPは小糸に学校まで送ると提案します。しかし小糸は『大丈夫です』とその提案を拒否。『そんな芸能人みたいな登校の仕方…』とためらう小糸を強引に連れていこうとするPに対して、学校から怒られないかと心配な様子。お忍びならばれないと告げられると弾んだ声で『げ…芸能人ぽい…!』と返します。

 

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これは1つの分岐パターンですが、どの選択肢を選んだとしても、未だ 普通の女の子 と アイドル の狭間にいる初々しさが窺えます。いいですね。人気アイドルになっても早く登校する心構えは忘れちゃいけないぞ、小糸。

 

あと運転手さんって言い方も、小さい子供が将来の夢を聞かれた時の『電車の運転手さん』みたいでいいですよね。

 

小糸の幼児思考が抜けきっていないような気がしてしまって若干不安にもなりますが…

 


●花丸かくれんぼ

 

学校の小テストで解答欄ををずらしてしまうというセンター試験でやったら人生が終わりかねないミスをしてしまう小糸。学業と両立することを前提としてアイドル活動をしている小糸は、このありえないミスに対してかなり落ち込んでいる様子。そこにオーディションの不合格通知も重なり重苦しい雰囲気が流れます。

 

自責の念に駆られる小糸とP。最初のうちはうまくいかなくて当然と慰めるPに対し『じゃあ、そのうち、上手くいくんでしょうか』と尋ねる小糸。

 

おそらく小糸はこれまでの人生で手に入らないものが多かったことから、時間が全てを解決してくれるわけではないことを理解しています。

 

だからこそPの根拠のない上手くいく日が来るという言葉には疑問を感じてしまうのでしょう。ダメだった時のことも考えて、その時はこうしようと提案するのが対小糸パーフェクトコミュニケーションへの第一歩なんですかね。

 

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●公園うさぎはとべない

 

さて、今回1番の問題コミュです。

 

夕焼け小焼けのチャイムで公園から帰っていく子供を眺める小糸に、Pは冗談まじりに寄って行くかと提案します。冗談まじりであったのにも関わらず小糸はものすごく嬉しそうに『行きたいです!』と答えます。

(ちなみにわたしの育った町も5時のチャイムは夕焼け小焼けだったのでわたしの町とシャニマス世界とは繋がっていることが証明されました)

 

想像以上にノリノリな小糸にPも若干驚いている様子。

 

バネでギコギコするうさぎの遊具にまたがった小糸の一言。

 

『わたし、これ 昔から一回やってみたいと思ってたんです…!』

 

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んなわけあるかい。子供の頃にギコギコしたことないなんて…んなわけあるかい。

 

小糸、そんなにその遊具に乗りたかったなら学校の帰りとか塾の帰りとか乗れる機会がたくさんあっただろう…。

 

そんなことはどうだっていいんです。

 

万が一本当に乗ったことがなかったのであれば、小糸は小さい頃から相当に制限されていたことが窺えます。友達と公園で遊ぶ機会もないくらいに。

 

親に色々と制限されていたことは過去のコミュで既出ですが、ここまで制限されているとは思いませんでした。

 

本来小さい頃にお友達を通じて経験する様々なことが欠如してしまっている(ことによる社会性の欠如)のであれば、それが理由で大きな失敗をしてしまったり、なにか危険な匂いがしてしまいませんか???


友達が少ないとか、そんなレベルじゃない何かもう一つとてつもないウィークポイントがあるんじゃないかと心配になってしまいます。

今後の展開に小糸の親がどのように関わってくるのかはわかりませんが…マイナス要素な気しかしませんね…

 

まあ、杞憂だといいですね。

 


さて、このコミュでは

 

Pといると今までにない出来事がいっぱい→だからきっと、そのうちいろんなことがうまくいくようになる→そうなるように頑張るしかない

 

という風に繋げていますが、Pが与えるたくさんの今までにない出来事はまさしく小糸の頑張りの成果です。小糸にはこれからたくさんの新しい経験や新しい世界を感じさせてあげたいですね。

 

オーディションの出来に関しても謙遜のできる小糸があんなに笑顔で『ちょっとだけ…上手くいった気がします…!』『ちょっとだけですけどー!』ってきっと相当納得のいく出来だったんでしょうね。かわいいですね。

 

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ところで、『公園うさぎ』ってなんの例えなんでしょうね。区切られた空間である公園が、空と対比になっているのではないかと推測しますが、そうすると内弁慶の「内」=公園になってくるのかなと思います。

 

うさぎは小動物ですからきっと小糸のことでしょう。

 

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よく見るとうさぎだらけですもんね。

 

となると、『とべない』がひらがな表記になっているのも、うさぎの『跳べない』と小糸の『飛べない』の2つの意味を持たせていると考えることができますが、ここまで直接的に考えてしまうと某面倒見の鬼アイドルに『そういうの、野暮って言うんだから』と言われそうなのでこれくらいでやめようと思います。

 

 

要するに、今までにない経験、初めてのこと、などの言葉がたくさん出てきている通り、『見知った世界から外にとびだして行かないといけないよ』というメッセージなのでしょうか。イカしてますね。

 

ここはみなさんの解釈も聞いてみたいです。

 


●或いは編むように

 

公園うさぎが外に飛び出したような感じですね。オーディションで掴んだ撮影の仕事。

 

『経験がなかったから、想像もしたことがありませんでした』

 

『でも…これからは毎日、きっと夢に見ます』

 

すばらしいですね。経験のない漠然とした想像なんて雲を掴むようなものですから。1度の経験がその次の夢をより明確なものにする、、、今回の集大成のような言葉です。

 


さて、ここからはまとめに入りますが、先ほども述べた通り、小糸は普通は経験しているであろう様々なことを経験せずにここまできてしまったのかもしれません。だからこそアイドル活動を通していろいろな経験をし、たくさんの人と関わり合うことによって大きく成長していって欲しいですね。

 

これを踏まえた上で月末にやってくるノクチルイベント…ノクチルメンバーとの関係性は小糸の過去を紐解くには欠かせません。いったいどんな内容なんだ…

 

期待して待ちましょう。

 


最後に、

 

ポシェットに詰め込んだたくさんの経験を翼にすれば、水中から飛び出した広い空の下でも息ができるんだよ。

 


(決まった)

(お付き合いいただきありがとうございました)